パチスロ 5号機の歴史

前回はパチスロ「4号機」についてお話をしましたが、今回はパチスロ「5号機」に関してお話をしていきたいと思います。

パチスロ「5号機」時代が始まったのは、今から約16年前の2004年となり、現在の2020年時点におけるパチスロ機は「5号機と6号機の混合時代」のカテゴリに含まれます。

パチスロ「5号機」で一番始めに登場した機種は、「CRP花月伝説R」と呼ばれる「パロット」です。「パロット」とは、パチンコとスロットの機能を併せ持った遊技機でしたが、人気が出ることは無く、その寿命は短命に終わってしまいました。

通常のパチスロ機としては、「新世紀エヴァンゲリオン」が一番始めに登場し、千円当たりのベース(回転数)が50回転を超える仕様で、遊びやすさを追求した、まさに「5号機」と呼ぶのに相応しい遊技機でした。しかし、「4号機」の遊技機がホールの9割以上をまだ占める中で、そのスペック(出玉性能)の低さに魅力を感じる遊技者は少なく、「5号機」の認知度はまだまだ低い状況でした。

そんな「5号機」の出玉性能の低さを払拭させたのが、リプパン外し(※[パチスロ5号機]の表を参照)を用いた遊技機の登場です。リプレイタイムを延命させ、次のボーナスまで極力メダルを消費せずに遊技出来る事で、高機械割の実現に成功したのです。このリプパン外しがきっかけで、「5号機」でもメダルが沢山出るという認識が広がり、「4号機」が徐々に撤去される中で、瞬く間に、「5号機」全盛期に突入していくのです。

その後、押し順ナビを搭載したART機(※)が登場し、1G当たりの純増1.5枚超えが実現され、「5号機」の出玉速度の遅さが改善されました。また、ペナルティ(通常時は変則押し禁止)を用いたART機が登場することで、1G当たりの純増2.0枚超えが可能となり、さらなる出玉速度の改善がなされました。そして、「5号機」中盤以降になると、AT機(※)が登場し、1G当たりの純増3.0枚が実現され、「5号機」の規則上で最大出玉速度を可能としたのです。

「4号機」から「5号機」に変わった当時は、パチスロ氷河期に突入し、業界も終わったかのように思えましたが、各メーカーが規則上で可能な事を追求して模索した結果、まだまだ「5号機」でもやれることを証明した時代だったと思います。そんなパチスロ「5号機」のタイプ・仕様・代表機種を以下に簡単にまとめてみます。

各メーカーが思考錯誤をして「5号機」の出玉性能やゲーム性を追求してきましたが、基本的には、型式試験の裏をかいた手法で規則の穴を突いてきた事もあり、型式試験の見直しや、更なる規制強化が施されてきました。

「5号機」も「4号機」と同じ様に、近々終焉を迎え、「完全6号機」時代に移行するのも目の前に迫っています。5号機が完全に無くなり、6号機のみとなったパチスロ業界の運命はいかに。

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