ノーマル機におけるベース逆算術

規則で定められたボーナス(リアルボーナス)のみで出玉を増やす、いわゆる「ノーマル機」において、導入されたばかりのノーマル機においては、ボーナスの確率と機械割だけは公表されているものの、それ以外の数値情報(小役確率等)は未公表のケースはよくあるかと思います。

今回の記事では、そんな未公表の数値情報を、公表されているボーナス確率と機械割から逆算する方法について紹介したいと思います。

なお今回は、千円当たりの回転数を表す「ベース」の逆算術について見ていきましょう。

ベース逆算術

前置き

ベース逆算術をおこなう際に、既に解析情報等が出ているノーマル機を参考例として解説していきたいと思います。なお、参考例はノーマル機を代表する機種でもある「マイジャグラーⅣ」です。

ここでは、マイジャグラーⅣのボーナス確率と機械割だけが分かっているものとしておきます。(各種小役確率やベースは分からないものとみなしてください)

とりあえず、マイジャグラーⅣの設定1と設定6のボーナス確率と機械割(フル攻略時)を載せておきます。

設定 :BIG確率 REG確率 機械割
設定1:1/287.4  1/431.1  97.3%
設定6:1/240.9  1/240.9  112.5%
※BIGでの純増312枚、REGでの純増104枚

機械割の特性から小役分機械割を算出

機械割を形成する要素として、「BIG分機械割」「REG分機械割」「小役分機械割」が挙げられ、これら3つの機械割要素を合計したものこそが、その機種の機械割とも言えます。

機械割 = BIG分機械割 + REG分機械割 + 小役分機械割

上記式から小役分機械割を求めるには、
小役分機械割 = 機械割 – BIG分機械割 – REG分機械割
となります。

BIG分機械割は、1G回した(3枚掛け遊技した)ときの、1GあたりのBIGによる期待値になります。

計算式としては、
BIG純増枚数 ÷ BIG確率(分母) ÷ 3(枚掛け)
設定1: 312 ÷ 287.4 ÷ 3 = 0.36186
設定6: 312 ÷ 240.9 ÷ 3 = 0.43171
となります。

REG分機械割は、1G回した(3枚掛け遊技した)ときの、1GあたりのREGによる期待値になります。

計算式としては、
REG純増枚数 ÷ REG確率(分母) ÷ 3(枚掛け)
設定1: 104 ÷ 431.1 ÷ 3 = 0.08041
設定6: 104 ÷ 240.9 ÷ 3 = 0.1439
となります。

上記より、小役分機械割は、
設定1: 0.973(97.3%) – 0.36186(BIG分) + 0.08041(REG分) ≒ 0.531
設定6: 1.125(112.5%) – 0.43171(BIG分) + 0.1439(REG分) ≒ 0.550
となります。

小役分機械割からベースを逆算

小役分機械割が分かれば、ベース算出は簡単に出せます。

設定1: 0.973(97.3%) – 0.36186(BIG分) + 0.08041(REG分) ≒ 0.531
設定6: 1.125(112.5%) – 0.43171(BIG分) + 0.1439(REG分) ≒ 0.550

上で算出した小役分機械割は、言わば、「1枚使用したときの小役での払出枚数」でもあります。

なので、1G回したとき(3枚掛け時)の小役での払出枚数の期待値は、
設定1: 0.531 × 3 = 1.5933
設定6: 0.550 × 3 = 1.6488
となります。

また、1G回すのに3枚消費しているので、1G当たりの純減は、
設定1: 3 – 1.5933 = 1.4067
設定6: 3 – 1.6488 = 1.3512
となります。

最後に、1000円(50枚)あたりの回転数でもあるベースは、50枚を1G当たりの純減で除算すればよいので、最終的に算出したかったベースは以下となります。

設定1: 50 ÷ 1.4067 = 35.544
設定6: 50 ÷ 1.3512 = 37.005

まとめ

ノーマル機においては、ボーナス確率と機械割さえ分かれば、未公表の小役関連数値がある程度逆算可能である。

解析が出ていない機種においては、自分で逆算することで、有益な情報として先読みできる。

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