6.1号機でのペナルティについて

前回の記事では、6.1号機の内規変更項目の1つである「6.1号機での疑似遊技」について考察してみましたが、今回の記事では、「6.1号機でのペナルティ」について焦点を当てた内容を考察していきたいと思います。

従来のペナルティとは

ペナルティのおさらいとして、4号機時代にもペナルティはありましたが、5号機のAT/ART機が主流になった頃、遊技者の自由な打ち方を阻む「ペナルティ」の搭載が当たり前となりました。

「ペナルティ」が存在する前提として、「押し順によって優位性が変わるかどうか」に尽きます。ここで言う優位性とは、「メダルの獲得が容易になる事」です。

ペナルティ搭載機における「押し順小役」の内部抽せん確率イメージは以下。

フラグ  :内部抽せん確率
左中右正解:1/200
左右中正解:1/200
中左右正解:1/20
中右左正解:1/20
右左中正解:1/20
右中左正解:1/20

ペナルティ搭載機は、基本的に左リールから押させることで通常時のベース(千円当たりの回転数)を下げて出玉を沢山回収し、その沢山回収した分を「AT初当たり確率向上」だったり、「AT性能向上」のために回す作りとなっています。

仮にペナルティ搭載機において、変則押しをして押し順小役が取れてしまった場合などは、遊技者が得をしてしまうため、得した分の出玉(もしくはそれ以上の出玉)を回収するために、数ゲーム間にわたってペナルティを課す措置を取らざるを得ません。

6.1号機でのペナルティとは

5号機時代のペナルティは、上でお話した通り、数ゲームにわたってペナルティ状態を維持できましたが、6.1号機でのペナルティは、開発者にとって扱いにくいペナルティと言えるかもしれません。

「ペナルティとなるのは当該遊技のみ」

当該遊技とは「その1Gのみ」を表すので、次ゲーム以降にペナルティ状態を維持、持ち越すことはダメという内容です。次に打つ遊技者には何も影響を及ぼさない仕様なので、打ち手としてはかなり安心ですが。

当該遊技でのペナルティの扱いにくさ

仮に「Re:ゼロ」に当該遊技のペナルティを搭載した場合を考察してみます。

「Re:ゼロ」の押し順ベルの合成確率は「1/1.46」で、押し順6択と色2択の合計12通りの押し順ベルがあることになります。なので、各押し順ベルの確率は「1/17.52」になるかと思います。

「Re:ゼロ」にペナルティを搭載し、純増8枚を維持する場合、左正解系(4通り)の抽せん確率を下げ、中正解系右正解系(8通り)の抽せん確率を上げる(左正解系で下げた分を中正解系と右正解系に均等分けする)方法がパッと浮かびます。

もし、左正解系の抽せん分を、全て中正解系と右正解系に回した場合、変則押しでのベースがかなり上がり、とんでもないことになります。これを当該遊技だけのペナルティで回収するのは無理でしょうし、変則押しでの攻略法にも繋がってしまうでしょう。

では、単純に左正解系の抽せんのみをほぼ無くした場合です。変則押し時のベースは従来のペナルティ無し時と変わりませんが、左正解系の抽せんでのメダル増加がほぼ無くなるので、純増枚数8枚がキープできなくなり、純増も約2/3の約5.3枚になります。左正解系の抽せんがほぼ無くなったので、左から押した場合のベースはかなり下がりますが、変則押し時のベースとのギャップが大きすぎて、当該遊技だけのペナルティでその差を埋めるのは厳しいでしょう。

やるなら、左正解系の抽せん確率を少し下げ、下げた分を中正解系と右正解系に少し回し、純増をキープしつつ、左から押した場合のベースを少し下げ、変則押しした場合のベースが少し上がる分、ベース差分のペナルティを課すといった感じでしょうか。

いずれにせよ、「Re:ゼロ」のような純増約8枚の高純増AT機に「当該遊技でのペナルティ」を搭載するのはかなり厳しいと思われます。

6.1号機でのペナルティ活用法考察

ペナルティという考え方を一旦捨てる。

左第一停止時

低ベースだが、当該遊技終了後のAT関連抽せんは優遇

AT当せんまでのゲーム数の扱いを北斗転生の「あべしシステム」みたいにし、左第一停止時は内部ゲーム数加算速度を変則押し時より多くしておく。言わば、ペナルティに相当する出玉分を加算する方式。

低ベースでメダル減少速度は速いが、AT初当たりが軽い。AT初当たりが軽いので、有利区間の残りG数は多いメリット。AT入ったら完走のチャンスあり。

変則押し時

従来通りの仕様で高ベースだが、当該遊技終了後のAT関連抽せんは冷遇

AT当せんまでのゲーム数の扱いを北斗転生の「あべしシステム」みたいにし、変則押し時はゲーム数加算速度を最低値「1」とする。言わば、ペナルティに相当。

高ベースで遊べるが、AT初当たりが重い。AT初当たりが重いので、有利区間の残りG数も少ないデメリット。AT入っても完走しにくい。

まとめ

各メーカーの「当該遊技でのペナルティ」の扱い方が見物になると同時に、新たなゲーム性に期待したいところですね。

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