主力AT機(5号機)撤去について

この記事を書いているのが2019年12月頭なのですが、ついに5号機の主力AT機でもある「バジリスク絆」「アナザーゴッドハーデス」「モンハン月下雷鳴」などがホールからその姿を消そうとしています。(この記事をUPする頃には既にホールから撤去されていると思うと寂しさがあります。)

これらの主力AT機を設置していなかったホールは、全国的に見てもほぼ皆無と言えるほど、打ち手やホールから高い支持を得ていた機種でもあり、その爆発力やゲーム性は、氷河期になろうとしていた5号機を盛り上げ、5号機を最後まで救ってきた「名機」とも言えるでしょう。

今回の記事では、そんな「主力AT機(5号機)撤去」について、私の見解も交えたお話をしていきたいと思います。

主力AT機(5号機)が無くなるとどうなる?

打ち手やホールから高い支持を得ている主力AT機(5号機)が無くなるとどうなるのかを、打ち手とホールとメーカーの各視点で考えてみます。

打ち手視点

「1撃5000枚」や「1撃10000枚」といった、1撃での大量出玉獲得が当たり前に出来るスペックだったため、お金を沢山使ってしまっても、使った分以上の出玉の見返りに期待でき、ある意味、ハイリターンとも言えました。リスクの度合いは立ち回り次第で、ローリスクにもハイリスクにもなり得たと感じます。

そして、一撃2400枚が上限の6号機に物足りなさを感じて、スロットを辞めて引退してしまう人は出てくるでしょう。が、大半の打ち手はヘビーユーザーなので、5号機の主力AT機が無くなったとしても、スロット業界が無くならない限り続ける人は多いのではないかと思います。

ホール視点

ハッキリ言って一番被害が大きいのがホールではないでしょうか。主力AT機が設置出来るのと出来ないのとでは、ホールの利益に大きな差が生まれます。先ほどの上で撤去される主力AT機が無くなった場合、その利益を穴埋めできる6号機は今のところありません。

遊技機毎にホールの利益をもたらす指標でもある「コイン単価」がありますが、5号機のAT機と6号機AT機では雲泥の差があります。「コイン単価」とは、「その遊技機がコイン1枚でどれくらいの売り上げを出すか」といった数値の事で、コイン単価の算出式は以下となります。

コイン単価 = 売り上げ額(投資金額) ÷ 投入枚数(IN枚数)

仮に8000G回され、売り上げが40000円の遊技機(3枚掛けonly)があった場合、
コイン単価 = 40000(円) ÷ 8000×3(枚) = 1.66(円)
となります。

撤去される「アナザーゴッドハーデス」の設定1のコイン単価は約4.5円となっており、6号機を代表する機種でもある「Re:ゼロ」の設定1のコイン単価は約3.1円となっております。

単純に、「アナザーゴッドハーデスが撤去された穴(利益期待値)をRe:ゼロで埋めれるか?」と問われたら「No」となるでしょう。

それほど5号機の主力AT機がホールの稼ぎ頭だったので、撤去されると稼ぎ頭が減る(無くなる)ので、ホールにとっては今後の存続が危ぶまれる状況とも言えるでしょう。

メーカー視点

自社機なら、これまでの稼働貢献と自社ブランドを高めてくれたので、撤去台に対して「ありがとう」と称えるでしょう。また、次のシリーズ機への周囲からの期待もあるので、失敗は出来ないプレッシャーはあるでしょう。

他社機なら、これまで5号機を牽引してくれたので、撤去台に対して「お疲れ様」と讃えるでしょう。その一方で、大きな枠(ホールでの設置枠)が空いたのも事実なので、枠を勝ち取るチャンスが生まれたと奮起するでしょう。

ただ、遊技機を頑張って開発したとしても、肝心な買い手となるホールの数が減ると予想され、メーカー間の競合がより一層激しくなると言えるでしょう。

まとめ

主力AT機(5号機)が撤去されると、業界全体に大きなダメージがある。

打ち手:打つも打たないも打ち手の自由。遊技人口は減るでしょう。
ホール:遊技人口減少と利益縮小の経営困難で潰れるホールが増えるでしょう。
メーカー:ホール減少と販売縮小の経営困難で潰れるメーカーが出てくるでしょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です