ゾーン狙いと天井狙いについて

パチスロで期待値を得る立ち回りとして、「ゾーン狙い」と「天井狙い」がありますが、いずれも「ゾーン」や「天井」を搭載しているAT機やART機において有効なのは周知の事かと思います。
今回は、そんな「ゾーン狙い」と「天井狙い」の相違について、私自身の見解も含めて考察していきたいと思います。
考察機種(仮想)
ざっくりではありますが、以下の特性を持ったAT又はART機があるとします。
・「通常A」「通常B」の2つのモードが存在
・「通常A」は百の位が奇数での当せん振り分けが多い
・「通常B」は百の位が偶数での当せん振り分けが多い
・滞在モード不問でレア役での直撃当せんもある
・天井はモード不問で1000G

ゾーン狙いについて
考察機種(仮想)のゾーン狙いをするなら、滞在モードが重要になってきます。仮に現在のゲーム数が100Gで落ちていて、101~200のゾーンを狙う場合を考察してみます。
通常Aに滞在している時
・10%の振り分けがある
(※0~100の振り分けがスルーされているので、残りの振り分けを考えると、10/75の約13%の期待が持てる)
・レア役での当せん可能性がある
通常Bに滞在している時
・振り分けが無いのでゲーム数で当せんすることはない
・レア役での当せん可能性しかない
ゾーン狙いまとめ
少ない投資でワンチャンスを狙えるメリットはありますが、滞在モードが確実に分からないと、レア役でしか当せんしない無抽選区間を打たされることになります。
また、これは私の経験も含めてですが、ゾーン狙いをしている最中のレア役が、何気に有難迷惑です。レア役で当たってくれたら最高ですが、レア役での当せんは基本的に薄いので、無駄に引っ張られ、結局当せんしないでヤメ時をのばされてしまい、余剰投資が増えるのが最低パターンです。
ゾーン狙い自体は少なからず期待値はありますが、ヤメ時に失敗したりするリスクもあり、徹底しないと期待値を損失する恐れがあるので注意が必要な立ち回りとも言えます。
天井狙いについて
考察機種(仮想)の天井狙いをするなら、滞在モードはほぼ不問になってきます。仮に現在のゲーム数が700Gで落ちていて、1000Gの天井を狙う場合を考察してみます。
通常Aに滞在している時
・701~800のゾーン(10%の振り分け)で当たる可能性がある
(※0~700の振り分けがスルーされているので、残りの振り分けを考えると、10/45の約22%の期待が持てる)
・レア役での当せん可能性がある
・天井1000Gで必ず当たる保険がある
通常Bに滞在している時
・801~900のゾーン(10%の振り分け)で当たる可能性がある
(※0~800の振り分けがスルーされているので、残りの振り分けを考えると、10/45の約22%の期待が持てる)
・レア役での当せん可能性がある
・天井1000Gで必ず当たる保険がある
天井狙いまとめ
ある程度の投資がかかる可能性はありますが、最終的には必ず当せんするメリットがあります。
また、天井狙いをしている最中にもゾーンをまたぐことはありますし、ゾーンまたぎでの当せんも狙えるのは大きいです。それに加え、レア役が有難迷惑にならず、途中のレア役で当たってくれたら最高ですし、レア役でヤメ時をのばされる心配もありません。
天井狙い自体に期待値はありますし、ヤメ時に失敗したりするリスクがなく、単純に当たるまで打つ行為を徹底するだけで良いので、お手軽な立ち回りとも言えます。ただ、その分、天井狙いできる台を拾うのは簡単ではありませんが。