パチスロにおける指示モニタについて

最近のパチスロ機において、7セグ(払出枚数表示器)に見慣れない表示がされているのが目に留まった方はいるかと思います。今回はパチスロの雑学的なお話として、新基準機以降の機種に搭載必須となった「指示モニタ」について解説していこうと思います。

7セグに表示しているもの

パチスロの7セグと言えば主に、
■貯留枚数表示(00~50)※貯留枚数上限50まで
■払出枚数表示(00~15)※払出枚数上限15まで
■エラーコード表示(ERHEなど)※各メーカー毎に様々
の役割を担っています。

また、遊技者があまり目にせず、ホール関係者がよく目にする表示として、
■設定値表示(1~6)※6段階まで設定可能で、数字でなくとも良いもあります。

指示モニタが必須になったまでの経緯

さて、今回お話させて頂く「7セグの変な表示」である「指示モニタ」ですが、この表示は、メイン制御で出玉を管理する5.5号機以降において、必ず表示しなければいけないものです。

この指示モニタの役割とは、押し順によって出玉に影響を与えるATやART機において、その押し順をメイン制御で指示(ナビ)をするために存在します。

従来までは、出玉の抽せん(メイン制御でのフラグの内部抽せんは除く)はサブ制御で行っており、また、押し順ナビもサブ制御でおこなっていました。しかし、新基準(5.5号機)になってからは、全ての出玉に係る抽せん及び処理はメイン制御で管理し、押し順の指示(ナビ)もメイン制御で行わなければならなくなりました。

指示モニタが搭載されるようになった背景には、「不正対策」が挙げられます。これまでのAT又はART機において、出玉に係る抽せん及び押し順の指示はサブ制御でおこなっていたのは上記で説明した通りですが、その重要な出玉を司っているサブ制御における、「不正改造」「コマンド差し込みゴト」などの不正行為が問題視されていました。

これらの問題を発見・防止するために、メイン制御で全ての出玉管理(従来サブ制御がおこなっていた出玉処理)を行う事が必須となり、それに伴い、「指示モニタ表示」も搭載することになったのです。

それでは、「なぜメイン制御で出玉管理や指示モニタ表示をするのか?」ですが、サブ制御は中身が明るみにされにくく、「不正問題」に繋がりやすい傾向があります。

一方のメイン制御は、型式試験でROMやROMの中身を詳細に記述した、「申請書類 別添5」と呼ばれる、メイン制御の全てを提出しなければいけないため、中身が明るみになりやすく、「不正問題」を発見・防止しやすい傾向があるからです。

そのような経緯もあり、サブ制御からメイン制御へ、出玉管理や指示モニタ表示を移管した訳です。

補足

この指示モニタですが、あくまで不正対策の一環として表示しているので、遊技者にとっては全く気にしなくともよい表示でもあります。パチスロ雑学の一部として、気に留めておく程度でよいでしょう。

また、指示モニタは押し順ナビの役割でもあるので、レバーを叩いたときの指示モニタの表示内容で、当該遊技での成立フラグがある程度分かります。

指示モニタ表示あり時

押し順小役又は押し順リプレイのフラグが成立してる可能性大。
(※特定の出目や図柄を停止させないために、意図的に避けるナビを出す場合もあり。)

指示モニタ表示なし時

はずれ、レア役又はボーナスのフラグが成立してる可能性大。
(ART機などで、ART中に指示モニタ表示なしなら少しアツく打てます。)


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